環境教育関東ミーティング2015

タイムスケジュール

  2016年2月13日(土) 
   

11:30~12:20

  受付
   

12:30~12:40

  オープニング
    12:40~13:40   基調講演
    13:40~15:20   全体会
    15:20~15:30   オリエンテーション
    15:30~17:30   分科会A
    17:40~   チェックイン・入浴
    19:00~19:30   ポスターセッション
    19:30~21:00   夕食&交流会
    21:00~22:30   交流会(二次会)
  2016年2月14日(日)
     7:00~8:30   早朝プログラム
     7:30~9:00   朝食
        チェックアウト
     9:15~   全体会
     9:30~11:30   分科会B
   

12:00~13:00

 

昼食
    13:00~14:00   クロージング
    14:00  

閉会

   

(オプション)
14:30~16:30

 

 

エクスカーション

 

プログラム

【2016年2月13日(土)】

基調講演

多様な人が集まる都市公園の実践から~里山がはぐくむ多様性と後継者~」

富永一夫(NPOフュージョン長池 会長)


全体会

参加者全員が参加するプログラムです。みんなの気持ちを共有しましょう。

 

分科会A

環境教育に興味がある”という人から、深く携わってきた”という人まで楽しめる講習プログラムや、野外に出て行う活動プログラムなどを揃えました。

分科会は、初日の分科会Aと2日目のBから1つずつ、合計2つに参加することができます。

参加の希望は、参加申込にお申し込みください。 

1 都市公園発!地域の人と身近な自然をつなぐ取り組み

片山敦(NPOフュージョン長池)、杉山俊也・山田陽子(NPObirth

地方自治法の「指定管理者制度」が導入されて、12年以上が経過しました。公園などの公的な施設の運営に、NPOなどの民間団体が関わるようになり、より柔軟な公園運営が行われるようになったとも言われています。本分科会では、国土交通大臣賞表彰を受けた2団体の実践について発表していただき、参加者の皆さんと一緒に、環境保全や市民参加といった、時代に即した視点を取り入れた公園運営について考えます。

 

2 NPO運営に必要な“選択と集中”

※都合により中止となりました。

 

3 埼玉県産シカを使った革クラフトワークショップ

平井純子(駿河台大学

シカが森林を荒らしている!といった話をよく耳にするようになりました。実際に森を歩いてみると、チョコボールのような糞や植物や木々に残る食痕、シカ道など、彼らの数の多さを彷彿とさせるものだらけ。ニホンジカを巡る環境問題を考えつつ、いただいた命の有効利用の手段のひとつとして、今回は埼玉県で駆除されたシカの革を使ったクラフトを実際に行っていただきます。(材料費の実費は別途いただきます)

 

4 大学と地域が行う人材育成活動 〜多摩川源流大学~

石坂真悟(NPO多摩源流こすげ)、矢野加奈子(東京農業大学

地域の一番の魅力や宝は「人材」です。東京農業大学では山梨県小菅村と一緒に学生を育て地域の宝にする多摩川源流大学プロジェクトという活動をしています。多摩川源流大学の活動紹介と大学が地域に入る意味や、そこで学生や住民が何を学べるのか、また地域住民と共に活動を盛り上げる方法等を、参加者と一緒に考えるワークショップを行います。これからの地域を担う人材の育成をみんなで考えましょう。

 

5 「よそ見」したら「ふと」始まる「いきもの時間」作り

荻本央(よそ見屋ぷろここ

「よそ見屋ぷろここ」は「よそ見」をテーマに、「ふと」した時と場所で始まる、いきものを紹介できる時間・モノづくりをしています。アウトレットモールで野鳥の紙クラフト作りをしたり、環境系NGO等の展示物・ロゴを作成したりするなど、オリジナルのプロダクトを用いて「興味関心の少ない人とも生きものの話ができる」状況を作っています。今回はその取組のコンセプトと活動を、野鳥の紙クラフトを作りながらご紹介致します。

 

6 きのこ・粘菌と親しむ方法:自然体験活動への導入事例

緒方光明(自然公園財団日光支部

森の住人であるきのこや粘菌(変形菌)たち。学校の教科書に登場するかれらは、生態系における分解者と紹介されていますが、じつはその他にもとても魅力的な側面を持っています。この分科会では日光湯元ビジターセンターにてこれまでに実施してきた「きのこイベント」の結果・傾向を踏まえた上で、きのこや粘菌のもつ魅力と環境教育の教材としての可能性をご紹介いたします。当日は、生きた実物も持参する予定です。

 

7 暮らしを創る自然学校 ~古民家を環境教育の場に~

遠藤隼(オオタカ保護基金) 

里山のタカ、サシバを活かした町づくりを行う栃木県東部市貝町にあるのが私たちの管理している大きな古民家です。
築150年以上、一歩入ると日本古来の四季に寄り添う昔ながらの知恵と工夫が垣間見える五右衛門風呂や囲炉裏にも出会えます。そんな古民家を舞台に環境教育の場として、今後どのように活かしていけるのか。また、これからの自然学校の形として、古民家を活用法したプログラム展開も考える時間としたいと思います。

 

8 誕生!インタープリターカー!活躍と今後の展開

加藤達也・榮永知洋((株)自然教育研究センター森林公園金川の森

どんな場所も自然体験の場に変えちゃう車「インタープリター・カー」。人と自然のつなぎ役であるインタープリターの専用車です。さまざまな自然遊びの道具を乗せて、場所を問わず発進します!インタープリテーションの研究機関である帝京科学大学アニマルサイエンス学科の環境教育・インタープリテーション研究室と協同で開発し、自然教育研究センターのインタープリターがイベントを行っています。日本初!?の新たな試みの車を是非お楽しみください。

ポスターセッション

あなたの活動や研究を紹介しましょう! (要申込、先着20区画)

 ・展示スペースは、1団体1区画とさせていただきます。
  (1区画サイズは、掲示面:幅70cm×高90cm + 机:幅90cm×奥45cm)

 ・実施時間:常時展示いただき、19時からの30分間は説明者が就くようお願いします。

 

【2016年2月14日(日)】

早朝プログラム

参加者が企画・実施するプログラムで、朝7時から8時30分まで間の好きな時間に実施していただきます。実施希望者は、事前にお申し込みください。

これまでですと、早朝野鳥観察、火起し体験、工作などが実施されています。

 

参加は自由で、参加申込は開催1日目(2月13日)に会場にて行います。


分科会B

9 地域の活動を応援しながら学ぶ「緑のボランティア」

高瀬唯(認定NPO法人自然環境復元協会

里山や公園などの身近な自然は、ボランティアなどの手で守られています。しかし、地域の保全団体は高齢化・後継者不足で悩む一方、若い人は自然と触れ合う活動を求めつつも、どこでやって良いか分からない、というミスマッチが起こっています。当活動は環境保全活動の未経験者を対象に、気軽に参加できるシステムを構築し2,000名以上の登録ボランティアがいます。「環境保全の担い手育成」について、皆さんと一緒に考えます。

 

10 大勢のサポーターを集めるコアジサシ保全活動の魅力

※都合により中止となりました

 

11 自然を広報する 〜絵本で伝える人と自然の営み〜

向田智也(絵本作家、イラストレーター)

自然環境を考える上で、「いかに人に伝えるか」ということは非常に重要です。しかし、自然環境に関わる人の多くは研究者肌で、「伝える」ということがあまり得意ではないように思われます。この講座では、「いかにパブリシティをもって自然環境を伝えるか」をテーマに、実際にそれを仕事にしている絵本作家と、チラシ、カード、冊子などを作成し、自然環境の広報について一緒に考えたいと思います。

 

12 ツバメは減っている? ツバメを守るグランドデザイン

堀本理華・荒哲平((公財)日本野鳥の会

春から夏に人家の軒先などで子育てをするツバメ。ツバメは、古来より私たちの暮らしに寄り添い生きてきた野鳥です。ツバメが姿を消すとき、それは私たちにとっても懐かしい風景が消えるときなのではないでしょうか。この分科会では、ツバメを取り巻く状況や、河川敷のヨシ原に集団ねぐらをつくって眠っているなど、その知られざる生活史を紹介し、ツバメを守るためには何をしたらよいのかを考えたいと思います。

 

13 田んぼの生きもの調査 ~子供たちや地元の農家のみなさんと一緒に~

高橋伸拓(平成理研(株)

様々な地域で行った生きもの調査の中から、地域活動・振興につながった事例の一部を紹介します。活動の中では、(1)“リアルさ”の追及、(2)“いのち”や“かたち”について考え、(3)“生き方”を間近にみる。それらを通じて(4)“なぜ”を引き出し、(5)観察・同定から保全へ発展していくようにしています。本企画では、経験の有無を問わない参加者を募り、「生きもの調査」の今後の在り方をワークショップ形式で検討したいと思います。

 

14 環境保全でメシを食う

野村遼介(認定NPO法人アサザ基金

環境保全は、従来の行政主導によるものから、近年では企業の社会貢献活動による取り組みが幅広く行われるようになってきました。しかし、それらを持続的かつ発展させていくには多くの課題があります。環境保全の為の予算を立てるのではなく、環境保全が経済システムに組み込まれた新たなビジネスモデルの構築が有効であると考えます。アサザ基金のこれまでの活動を始め、来年度から本格的に始動する農業生産法人の取組を紹介します。

 

15 環境教育と里山保全をつなぐカードゲームの体験型ワークショップ

後藤洋一(NPO法人 樹木・環境ネットワーク協会

「里山」は各地でもその重要性を増していますが、学校や環境教育の中で里山をとりあげたとき、現在の子供たちが生きる社会とのギャップをなかなか埋めることできません。そこで、本ゲームの登場です!ゲームを通じて里山と保全活動の意味を学べるだけでなく、生き物のつながりや多様性保全などをテーマとした学びを提供することもできます。雨天時のプログラムにも最適です。分科会では、ゲームを体験するだけでなく、改善や発展版などを話し合います。

 

16 今ここで、この自然をどう伝える? 身近な自然観察入門

小林今日子((公財)日本自然保護協会

豊かな自然、生きものに対する豊富な知識、これらがないと自然観察会や環境教育はできないと感じていませんか?実は野外での環境教育は都会でも、お散歩道でも、誰とでもできます。今回は知識に頼らず、いつでもどこでも出来る自然観察会を体験します。さらに楽しみつつ、自然を守る仲間になってもらうヒントも学べます。37年間続く自然観察会リーダー養成講座の手法も活かして実施します。身構えずに環境教育しましょう!

 

エクスカーション

メインプログラムとは別に、閉会後に行われるオプションプログラムです。

 

小山内裏公園視察

場所:東京都立小山内裏公園

東京都町田市小山ヶ丘4丁目(最寄駅:京王相模原線多摩境駅)

内容:“豊かな自然環境の保全”と“多様な人が関われる空間作り”の両立を実現している都立公園を視察します。

定員:先着25名

参加費:無料

申込み:参加申込時にお申し込みください。

※定員に達したためエクスカーションは締切ました。

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